自然界のちから

未来への船出

 

涼やかな風と共に、

秋の気配が強まってきましたね。

 

季節の変わり目、みなさまにおかれましては、どうぞ健やかに

ほほえみが見方してくれますように。

 

北海道の十勝平野では、

すでに気温0度の日も!

北国では、秋を通り越して、すっかり冬の訪れですね。

 

秋分を過ぎて、なんだかひといき、

ほっとした気分でいましたが、

 

未来からの盛大な手招き、

大歓迎のお迎えのように、

 

早くも来年へ向けて、

未来からの招待状を受け取られている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

未来への招待状に、お船の乗船券が

セットになっているとして、、

 

意気揚々と乗ってみたら、

 

あら?船頭さんの姿が見当たらない…!

 

もしも、そんなお船に乗ってしまったら、、、

 

この船はどこに向かうの?

誰が舵をとるの〜?と

 

怖くて、降りたくなってしまいますね。

 

もしくは、このまま楽しもう~♪という

純真な子どものような方もいらっしゃるでしょうか^^

 

 

 

地上に生まれてきた私たち、

 

今を生きる私たちは、

 

船頭さんの見えないこのお船の状況に

似ているような気がします。

 

 

生まれてくる前、

天の世界で、この人生をたのしみに計画し、光のサポートを受けて、

 

光の道案内と共に地上へ降りてきたとしても、

 

いざ地上での生活を育むときには、

光のサポーターたちは目に見えず、

 

小さいときには、身近に感じていた光の存在たちも、

成長と共に、『現実ではないファンタジーの世界のもの』として、

見なくなってしまうこともありますね。

 

そんな中でも、

人生の船は進んでゆくので、

 

見えない未来を想うと、不安になったり、怖くなったりするのは当然のように思います。

 

船頭さんが見えない中で、

よくぞお船に乗ったね!

よく乗り続けてきたね、と

 

私たちの大きな勇気を、褒め讃えたいなぁと思います。

 

見えない絆

それでは、

私たちは何も道しるべのないまま、

人生の海を渡っているのでしょうか。


そんなことはありませんよね。


見えない船頭さんと、私たちは、

心の奥で繋がっています。


こころで想う気持ちや願いは、

船頭さんに通じています。


船頭さんは、ちゃんと聞いてくれています。

      

自分では想わぬ方向であったり、

急カーブのようにびっくりしたり、

明るい未来が想像できない時もありますが、


そう感じる時でも、ちゃんと、

こころが真に望む未来へと、舵はきられています。


舵をとっているのは、

他ならぬ、私たち自身の心奥に居ます

光の存在、


見えない船頭さんは、

実は自分自身でもありますね。

      

自然界からの励まし


自然界に触れて、呼吸を整えると、


心の深くで、

無意識に見えない絆を思い出すような

安心感を感じます。



『大丈夫だよ』


と、樹々や花、風、空、海、川、

目に映る緑が、


私たちの心を励まし、洗い清め、寄り添ってくれます。



      あぁ、今に居たらいいんだ、


これでいいんだねと、



見えない船頭さんを信頼する気持ち、


自分自身を信頼する気持ち、


人生を信頼する気持ちを


静かな呼吸の中で、思い出させてくれます。



もし、大自然に出かけてゆけない環境におられても、


この空は、地上のどこからでも見つめることができます。


この風は、心の思い出の地とつながっています。



今日、あなたの見上げる空が、雲におおわれていても、


雲の上には、まばゆい光の世界が広がっていることを想像しながら、


どうぞ一呼吸ついてみませんか。




安心のひかりがそよぐように祈っています。