レイラニ音階は、

ライアーに、ひかりが透きとおるような

風が音をはこんできてくれたように

やさしく、きらきらと響きます。

風の音色はひかりになって、あなたを透き通り

あなたの中の水をゆらし

きらめかせ

ひかりをめぐらせてくれる。

いのちを祝福しているように。

そんなレイラニ音階誕生のお話し、

レイラニ音階の祈りを綴りたいと思います。

2019年9月9日、

阿蘇乙姫でのこと

乙姫さま温泉の湯元に住んでいた私は、

氏神さま、乙姫神社へご参拝していました。

その帰り道

ふっと

サラスワティのマントラと共に

うたが湧きあがってきましたので、

そばを流れる小さなせせらぎ、

乙姫川のほとりで　

私は、水の女神さまのうたをつむぎました。

うたが湧きあがってくるように、

声になり

歌う瞬間瞬間に、耳をすませ、

生まれてくるうたを

自分自身でも聴きながら歌います。

その時は気づいていませんでしたが、

この、水の女神さまのうたの中に、

レイラニ音階の音色は宿っていました。

～～～＊～～～＊～～～＊

水のひかりの波紋

この世界にひびく

清らなる水の流れ

内なる泉にいずる

オン・サラソワティェ・ソワカ

オン・サラソワティェ・ソワカ

流るる水のめぐみに 

いのち つながる

湧きいずる水のめぐみに 

いのち うまれる

オン・サラソワティェ・ソワカ

この水のめぐみを

この星につなぎ

ひかり やどらせる

～～～＊～～～＊～～～＊

水の女神～オンサラスワティ～

うたのはじまり部分です。

このうたの言の葉が、そのまま

レイラニ音階からのメッセージ

ようです。

この水のうたを歌えるライアーの音を

さぐり弾いて、みつかったのが、

レイラニ音階と呼ばれている5つの音です。

私は

自然と湧き上がって生まれるうたを

ソウルサウドライアーと共に

歌っていましたので、

乙姫川から、うちへ帰り、

さぁ、ライアーと合わせてみようと思ったのですが、

なぜか

水の女神さまのうたに合う

ソウルサウンドライアーの音がみつかりませんでした。

（ソウルサウンドライアーは、7種類、

それぞれの音階に特色があり、

通常の演奏楽器とは少し異なります）

あれ？めずらしいな…と思いつつ、

あきらめて

そのまま、うただけを

大事に繰り返しうたっていました。

　

そして

うたが沁み込んできた11月のはじめ、

わたしは、全ての音が揃う演奏ライアーの中から、

この水のうたの音を探しました。

こうして、みつかった音は、

ふだんの演奏では、あまり触れることのない

弦の音たちでした。

それは、

聴こえていなかった音、

ふれていなかった世界が、

きらきらとひかりをあびて

目の前にひろがるような

そんな5つの音色でした。

気づかずにいる美しい世界が

わたしたちの中にもあるんだよ。

ほら、ひらいてごらん。

そんな風に導かれているようで、

深く、うれしく、

よろこびを感じる音色。

この5つの音色を、わたしは

小さなキンダーハープに写しとり、

レイラニ音階にあわせて、

キンダーハープの弦も、

7弦から9弦へと生まれ変わりました。

❀

ここで

ちょっと一つ話。

実は、

一番はじめに写しとった音は、

今のレイラニ音階より、やや低い音でした。

（実は聞き違えていたのですが、

その時は気づかずに。。）

その低めの音階は

キンダーハープの中では調律できなかったので、

必要に迫られて

低い方に一本弦を増やし、

8弦にして調律しました。

すると

低い音を増やした副産物で

思いがけず

ひとつ高い八音目が現れたのです。

これが素晴らしく、

「なんて素敵な音色…。

一番高い音が、心にひびいて

本当に美しい！」

と大感動。

そうした後、

水の女神さまのうたを聴きなおしたところ

あれ？なんだか音がちがう…？

同じ旋律だけど、ちょっと低い…。

ここでようやく気づいて

再び調律。

今度こそ、うたの音に合わせて…

全体の音色を調律し直すと、、

あらあら今度は

ひとつ低い音が現れた代わりに

感動した最高音が消えてしまいました。

あの心にひびく高い音色が名残り惜しく、

結局、

高い方にもう一本弦を増やしました。

それが今ある

9弦のレイラニキンダーハープの音色です。

最初から

うたの音色を上手くひろえていたら、

キンダーハープは7弦のままでした。

（7弦のままでもレイラニ音階に調律できたのです。）

けれど、

音を低く勘違いしたお陰で

レイラニキンダーハープは

ひとつ低音が増え、7弦〜8弦へ

ひとつ高音も増え、8弦〜9弦へ

ひとつ、大地、海へ近づき、

ひとつ、天、空へと近づき、

音の世界は広がり、

心情豊かなひびきをもたらしてくれました。

❀

さて

こうして、レイラニ音階は、

『キンダーハープ』からはじまりました。

その後

お仲間の『ステラ』へと

その音は広がり、

続いて

『スターシード』『タオ』『ミニタオ』『ラーナ』へも広がってゆきました。

『レイラニステラ』×『レイラニスターシード』のペア演奏は、

本当に＂ラニ＂

天国の楽園のような世界が

広がります。

この音階の生まれた頃、

わたしは「乙姫さまの音階」とか

「乙姫さまのうたと生まれた音階」と

呼んでいましたが、

この音階をライアー仲間にお披露目した

2019年11月の屋久島で、

周りの大好きな大切な仲間たちが

本当に自然と、

もともとそうであったかのように

『レイラニ音階』と

呼び始めてくれました。

レイは　ひかり、花の輪

ラニは　天国や楽園、空、

レイラニは

美しい花の輪

天使のような愛らしい女の子

神さまから授かった大切な子

愛しい妻。

美しいひびき、天国の花、楽園は、

今もここにあるんだよ

虹のように

あいのひかりがめぐり、

あいの "いのち" にみちているんだよ。

そんな風に

レイラニ音階は、水の女神さまと共に

わたしたちにうたってくれています。

サロン工房の屋号を

『Leilani salon ～ことの羽～』とした時の

祈りを叶えてくれるような音色。

女性たちへ、この世界のいのちへ

花咲く いのり を込めた屋号が

音階の名前になるとは。

そのような音階が誕生するとは、

本当に不思議です。

『Leilani salon』と屋号を決めた時、

レイラニ音階は

まだみえなく、

きこえていなかったけれど、

すでに存在していて、

その時も、今も、

私を導いてくれているように感じています。

今この瞬間、あふれるあいを

いっぱい受けて生きている

あなたやわたしのいのちを

祝福する音色

それを

乙姫さまが教えてくださったのだと

心から、深く感謝を感じます。

レイラニ音階にお心よせてくださる方、

ご自身で奏でていってくださる方は、

一度、直接お会いして

音のお話しや、調律のこと、

『水の女神～オンサラスワティ』のうたなど、

乙姫さまの息吹を、

丁寧にわかちあわせていただきます。

  

レイラニ音階にしたいライアーがある方は、

ご自身のものをお持ちください。

新たにレイラニ音階を迎えつつ、

ひびきを聴く調弦のコツについても

手ほどきいたします。

一般的なチューナーは平均律のため、

そのまま調弦すると、

レイラニ音階の本来の美しさが

発揮されにくいと感じました。

これを機に、ぜひ

ライアーとコミュニケーションをとる

ひびきを聴きながらの調律法を

体験して頂けたら幸いです。

倍音豊かなすべてのライアーに

この調弦のコツは役立ってくれます。

はじめは

聴き分けや、体感がわかりにくくとも、

（わたしも、そうでしたし、

今も新たな発見があり、奥深いです）

わたしたちの身体の水は、

だんだんと慣れて、

より繊細に、響きを感じ取ってくれるようになります。

そして、

あなたのライアーに

レイラニ音階を迎えた調後は、

水の女神さま、レイラニ音階からの

祝福が全身にとどく、

ひかりの音波浴。

やわらかな眩いひかりを

あなたのうちに宿し、

ひかりをうけとめる、ご自身の豊かな大地と共に

奏で、響きあって頂けましたら

何より嬉しく思います。

このような奏での手ほどきは

ひびきあいセッション

特別編

～レイラニ玉手箱セッション～

として、

お伝えしております。

本当に美しい祝福のひびきあいに、

わたし自身も

感動しながらのセッションとなります。

レイラニ玉手箱をあけると、

乙姫さまの清らかでまばゆい、

美しいひかりが

ご登場くださいますので、

どうぞお楽しみに。

レイラニ音階、素敵❀と、

お心寄せてくださいます皆さま

心より ありがとうございます。

まずは、素直なお気持ちにそって

ご連絡くださいませ。

水の女神さまと共に、

風のようにとどく、ひかりの音色が

きっと

虹の橋をかけていってくれます。

この大地へ

そのそらへ

この海へ

このかわへ

オンサラソワティェソワカ

ひかりめぐらせる